
新潟県はお米のイメージが強いですが、今回は特産品を3種類紹介します。
それぞれの特産品の特徴・美味しい食べ方を紹介します
「甘みの強さが特徴“南蛮えび”」
南蛮えびの特徴
冬の日本海で水揚げされる南蛮えび。正式名称はホッコクアカエビといい、甘えびとして知られています。
新潟市中央卸売市場の名物で鮮度の良いものはとろける甘さがありねっとりした食感が魅力です。
南蛮えびの美味しい食べ方
- お刺身・お寿司に
- 卵は醤油漬けに
- えびの頭は味噌汁や唐揚げ、天ぷらに
- 新潟駅の駅弁に「南蛮えびの押し寿司」などがあります。
さらに知っておくと面白い豆知識を紹介します。
南蛮えびの豆知識
名前の由来:えびの色が鮮やかな赤で形も赤唐辛子(=南蛮)に似ていることから名付けられたともいわれています。
強い抗酸化作用:体や殻の赤色は「アスタキサンチン」という天然の色素で健康の面からも注目されています。
とろける甘さがある南蛮えび食べたくなりますね。
「新潟は日本酒の名産地 “淡麗辛口”の酒どころ」
日本一の酒造数と全国3位の日本酒生産量を誇る酒どころなんですね。
新潟県で造られている日本酒 その味わいの特徴を紹介します。
新潟の日本酒 その特徴
- 淡麗辛口
新潟県の日本酒は”淡麗辛口”のものが多くすっきりとしてキレがあり、あと味が軽やかなことが特徴です。
飲み飽きしないので料理と合わせやすく、海鮮や淡泊な料理のお供によく合います。
- なめらかで上品な口当たり
雪解け水や山からの湧き水に由来する軟水で仕込むため柔らかくまろやかな味わいに仕上がります。
- 豊かな米の旨み
お酒造りに良いお米として「五百万石」「越淡麗」など新潟独自の品種が贅沢に磨いて使われれています。素材由来の奥深い旨みを感じることができます。
新潟県のお酒は土地の特徴とお米どころとしての強みだけでなく職人さんの高い技術力に支えられています。
日本酒の豆知識
新潟県の場所によって味わえるお酒が違います
- 下越エリア
港町ですっきりとした辛口のお酒が多く、刺身・出汁料理と相性が良いです。
- 長岡エリア
地酒が豊富で新潟県最大の蔵元が集まります。
- 近年のトレンド
最近は甘口やコクのあるお酒、個性の強い酒質も増えて、バリエーションが豊かになっています。
「新潟県の果物 幻の洋梨 “ル レクチェ”」
新潟を訪れたら食べたい果物を4つ紹介します
おけさ柿

新潟県佐渡島を中心に栽培される渋柿の一種です。渋を抜いて出荷される“甘くてやわらかい柿”です。
おけさ柿の特徴
- とろける食感で甘い
- 種がない品種が多く食べやすい
- 渋を炭酸ガスやアルコールで抜いて出荷することで渋柿から甘柿に変わります。
おけさ柿のおすすめの食べ方
- そのまま冷やしてデザートに
- アイスやヨーグルトと合わせて
おけさ柿名前の由来
新潟の民謡「佐渡おけさ」にちなんで名づけられたといわれています。
佐渡を代表する特産品です。
越後姫(いちご)

新潟県が誇るブランドいちごです。甘くてやさしい香りのお姫様いちご。
越後姫の特徴
- 果肉が柔らかい
- 香り豊か
- 果実が大きい
- 生産量が少ないデリケートないちごで県内を中心に流通しています。
越後姫おすすめの食べ方
- そのまま 一番人気はそのままで冷やして食べると甘さが増します
- パフェ、ケーキ、フルーツサンドに 柔らかい甘さがとても相性良いです
- 越後姫ジャム 風味が豊かでトースト、ヨーグルトに合います
越後姫名前の由来
新潟県のお姫様のようにやさしく上品な味わいをという意味で付けられた越後姫。
2~5月頃が旬で希少なごちそうです。
八色スイカ(やいろすいか)

新潟県魚沼市の名産“日本一うまいスイカ”ともいわれるほどの高い評価を誇るすいかです。
雪解け水が土にしみこみ、ミネラル豊富な水で育ち、昼夜の寒暖差が大きく糖分がしっかり蓄えられます。
八色すいかの特徴
- 抜群の甘さ
- シャリっとした食感
- 大玉で丸い形
糖度は12以上と高く見た目の立派な八色すいかは贈り物としても人気があります。
八色すいかおすすめの食べ方
- 冷蔵庫でしっかり冷やしてそのまま食べる
- 少し塩をふると甘さが引き立ちます
- スムージーやシャーベットにも良いです
八色すいか名前の由来
八色原で育てられたスイカです。八色は地名から名前が付けられています。
厳選された高品質なスイカだけが出荷されています。
洋梨“ル レクチェ”

原産はフランスですが、日本では新潟県が主な産地です。
明治36年(1903年)フランスから苗木を導入、長年かけて栽培技術が確立されました。
ル レクチェの特徴
- とろけるような果肉
- 高い糖度 14~15度とても甘い
- 上品な香り
- 10月頃に収穫されて追熟を経て11月末に市場に出るようになります。
ル レクチェおすすめの食べ方
室温で柔らかく(表面がうっすら黄色になった頃が食べ頃)してから冷蔵庫で冷やして食べるとより美味しくなります。
ワイン煮やアイス・ヨーグルトに添えて食べるのも良いですね。
幻の洋梨
“幻の洋梨”をいわれるほど、生産量が少なく流通が限定されています。
このように新潟県はお米に加えて特産品も魅力的ですね。
食べたくなるものはありましたか?
次回は山形県のお米を紹介します。
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